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​新社会党の歴史

社会党の崩壊
かつて社会党という党がありました。社会党は戦後50年間、日本の反戦・平和と民主主義を訴える運動の中軸を担ってきた党でした。
しかし、連立政権参加を機に、この運動から身を引くようになっていきました。
社会党の良き伝統が失われていこうといていた時、小選挙区制法の採決が国会で行われようとしていたのです。
多様な民意を切り捨てる小選挙区制法を可決させるため、社会党は国会議員に賛成するよう強要していました。
こうした情勢下で行われた小選挙区制法の決議当日、法案反対を意味する「青票」を投じた5人の国会議員がいました。
「青票」を投じた党
小選挙区制可決後、社会党の崩壊は進みました。1996年、社会党が解党へと向かうなか、「青票」を投じた5人の国会議員と党員たちによって、社会党の良き伝統を受け継ぐ新社会党が結党されました。
​反戦・平和と民主主義を求める運動の中軸を担う役割を放棄した社会党に「青票」を投じたことが新社会党のスタート地点だともいえるでしょう。
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